2014.5.6 Kusatsu, Kyoto 草津 志那三大神社、京都
Camera: Canon EOS 5D Mark II
No 3626 Voigtlander & Sohn in Wien
Planar 1:3,6 F=110mm D.R.P. 92313 Serie Ia No 36606 Carl Zeiss Jena
実家から自転車で10分ほどの志那町にある三大神社の藤。去年は咲くのが遅くて連休にはまだ十分咲いていなかったのですが、今年はほぼ満開でした。野点や琴の演奏などもあり、観光客も多く、そこそこ華やかでした。その後、京都にちょっと寄り道してから帰京。(写真は京都の方が多いですが)
No 3626 Voigtlander & Sohn in Wien
F=3.6, Right: Pixel crop
Petzval Lens made by Voigtlander Wien in 1851. One of the eraliest lens
the manufactured date can be identified.
1951年(嘉永四年)のウィーンで製造されたパッツバール型レンズ。私の持っているレンズの中で、製造年がはっきりしているものとしては最も古いものです。
Planar 1:3,6 F=110mm D.R.P. 92313 Serie Ia No 36606 Carl Zeiss Jena
これ以降は京都
F=3.6-5.6, Right: Pixel crop
The first generation of Zeiss Planar Ia made in Carl Zeiss Jena in 1899.
1899年(明治32年)にドイツで作られた初代のプラナー。19世紀のプラナーは非常に数が少なく、入手困難です。この頃のZeissのレンズの絞り指標はF値ではなく絞りの穴の直径(mm)です。撮影者が表を見てF値に換算する必要があります。少量多品種の製造を行っていたため(Planar
Iaだけでも焦点距離が19種類)、同じ金属部品を共用して(たとえば、F4/100mmとF8/200mmの直径が同じなので共用可能)、コストダウンを図ったのだと思われます。20世紀に入って生産量が増大すると、F値の表記に変わります。