2014.8.14 Kusatsu みずの森 Hikone 彦根

Camera: Canon EOS 5D Mark II
P. ANGENIEUX PARIS F.50 1:1.5 TYPE S21 No 292043

草津市立 水生植物公園みずの森 でハスなどの写真ちょっと撮った後、彦根へ。彦根はよく通過するものの、撮影を行ったのははじめて。彦根城の天守閣は30分待ち。天守閣の中の階段が狭くて急角度で危険なので入場制限が行われていました。







F=1.5, Right: Pixel crop









F=4.0, Right: Pixel crop

JR彦根駅から彦根城の入り口までは徒歩10分ほどで近いです。入り口から天守閣までは坂を登らなければなりませんが、交通の便はいいです。
JR彦根駅付近は以前は武家屋敷だったようで、繁華街は駅から少し離れた場所にあります。お盆休みなので繁華街に人影はありません。
夢京橋キャッスルロードは彦根城のお堀にかかる京橋からすぐ。白壁と黒格子の町屋風に統一された街並みは江戸時代の城下町をイメージしています。

彦根城天守閣からは、琵琶湖を行き交う船が見え、東国や北陸から陸路京都に向かう人もよく見えます。彦根城は独立した丘の上に立ち、遠くからでも目立ちます。天下統一がなった江戸時代に、徳川幕府=井伊家の力を広く知らしめるために作られたのだと思います。
一方、佐和山城は中山道の警備に適しており、あまり目立たず、戦争向きの城だと思います。しかし、徳川幕府=井伊家の力を広く知らめるには適さなかったので、彦根城を新築したのだなぁと感じました。
井伊直孝は朝鮮通信使 の応接において幕閣筆頭としての役割を担いました。京都から江戸に向かう通信使の一行は遠くから彦根城を見て、その美しさに歓声を上げたと思います。井伊直孝は、そのためにわざわざ朝鮮人街道を整備したのかもしれません。