2015.2.15 Atami Film 熱海フィルム

Camera: Pentax 6x7
JAMIN Cone Centralisateur No. 1147 (400mm F5.3)
Lens made in Parin in 1857
Film: Fuji SUPERIA PREMIUM 400 (120)
Digitize: Canon EOS 5D Mark II + Pentax 67 Macro 4/100mm

Camera: Leica No 4764
Leitz Elmar 1:3,5 F=50mm
Camera and lens made in Germany in 1927
Film: Fuji SUPERIA PREMIUM 400
Digitize: Canon EOS 5D Mark II + Pentax 67 Macro 4/100mm

安政四年頃パリのジャマン社で製造されたポートレート用レンズをPentax 6x7に取り付けて撮影。
キヤノンのEF300mm F4 ISUSMと、それに1.4xテレコンバータを取り付けた合成焦点距離420mm F5.6のレンズと比較し、画角から焦点距離を推測したところ、約400mmと判明しました。前玉の口径が75mmくらいなので、F5.3とします。実際、絞り開放で撮影した画像の明るさは420mm F5.6の画像とほぼ同じです。一番小さいワッシャー型の絞りを取り付けると、約F8.0。

ISO400のブローニーのカラーネガフィルムを使って、絞り開放でシャッターは1/125sまたは1/250s。レンズがあまりにも大きくて重いので、手ブレしますが、あまりにも重いので緩慢な動きしかできないせいか、案外良く写っているようです。アンダーだと粒子が荒れてしまうような気がして、かなり露出を多めにしています。もたもたと撮影していたにもかかわらず、快く撮影許可を頂き、我慢強く待って頂いたモデルの皆さんに感謝します。安政四年に作られたJamin No. 1147が優秀なレンズであることが確認できました。


Camera: Pentax 6x7
JAMIN Cone Centralisateur No. 1147 (around 360mm F4)
Film: Fuji SUPERIA PREMIUM 400 (120)




F=5.3-8.0,


Camera: Leica No 4764
Leitz Elmar 1:3,5 F=50mm
Film: Fuji SUPERIA PREMIUM 400






F=3.5-8.0, Middle: Black&white, Right: Pixel crop
昭和二年にドイツで製造されたバルナック・ライカで撮影。このような静止した人物の撮影には適しています。ミラーショックがないし、なによりシャッターボタンの位置と押す方向が良いので、手ぶれしにくいです。以前より画質が良くなったように感じるのは、デジカメによるネガフィルム複写技術が分かってきたためです。