2015.8.22 Harajuku 原宿

Monochrome images:
Camera: Deardorff 8x10
Film: FOMAPAN 100 13x18cm
JAMIN Cone Centralisateur No. 1147(1857、安政四年製造)
Kodak Commercial Ektar f:6.3 12 inch(1957, 昭和32年製造)

Color images:
Camera: Canon EOS 5D Mark II
J. H. Dallmeyer LONDON 2212 (1861年、文久元年製造)

最近とてもお世話になっている「ぶねさん」と、世界一周旅行中で一時帰国中の中将姫光学さんと一緒に原宿で撮影。暑いとはいえ、一時よりは少し涼しくなりました。Deardorff 8x10に5x7の縮小バックを取り付けて使用。JAMIN Cone Centralisateurが8x10をカバーしないためです。また5x7と13x18cmのフィルムが余っているせいもあります。





JAMIN Cone Centralisateur(1857) -- Dallmeyer(1861) -- Commercial Ektar(1957)
F22, 1sec, ISO100 ------------- F4, 1/250s, ISO320 ------ F11, 1/8s, ISO100
安政四年製造のJAMIN Cone Centralisateurと昭和32年製造のコマーシャルエクターを比較。ちょうど100年違いです。
残念ながらどちらもブレており、比較になっていません。コマーシャルエクターがぶれたのはケーブルレリーズを使わなかったせいだと思います。巨大なJAMIN Cone Centralisateurを交換するのに手間取り、あまりお待たせするのも何なので急いでコマエクのシャッターを切ったのですが、そんなに慌てなくてもよかったようです。
面白いのは、350mmのJAMINをF22に絞って5x7で撮影した時と、120mmのDallmeyerをF4で35mmで撮影した時のバックのボケ具合がだいたい同じということ。


JAMIN F22, 1s
帽子のつばに書かれた文字が目立ってます。


F=22, 1s
浴衣で原宿を歩く人もちらほら。この日は多摩川花火大会も行われており、帰りの田園都市線は混雑していました。


F22, 1s
すごくブレてしまい失敗。雲台とクイックシューの間のネジの締め方が甘く、途中で締め直したのですが、それでもまだ甘かったようです。クイックシューを使わなければこんなことは起こらないので、注意が必要です。


F=22, 1s
韓国から来た観光客


F=8, 1s


F=8, 1s
日中は晴天で、日陰の露出は安定しており、露出計はシャッタースピード1秒固定だとF28-F20の間でした。F22に固定してしまって問題ない範囲です。陽が落ちると急激に暗くなりますので、F8にしてキャップを開ける速度で調整をします。このレンズの絞りはレンズを分解しないと変更できないので大変です。ウォーターハウス絞りの有難味が実感できます。