2016.1.30 Nakano Studio lighting workshop 中野

Camera: Deardorff 5x7 (4x5 back)
Carl Zeiss, Jena No 4475 Anastigmat 1:4,5 F-183mm (1893)
Carl Zeiss Jena No. 41252 Planar 1:3.8 F=160mm (1900)
Carl Zeiss Jena No 63822 Unar 1:4,7 F=145mm (1903)
J. H. Dallmeyer Stigmatic Series I No 1. No. 59591 (f4/150mm) (1899)

Camera: Rolleiflex Original
Tessar 3.8/7.5cm

Camera: Canon EOS 5D Mark II
Canon EF50mmF1.8II
Carl Zeiss Jena Nr 434102 Planar 1:4,5 f=7,5cm Series Ia Nr.4
Voigtlander & Sohn in Wien No 3626

スタジオのライティングの勉強会。私は髪に逆光を当てて光らせる方法の練習に時間を費やしました。
モデルとしてご協力頂いた、みきさん、莉子さん、志帆さん、ありがとうございました。


Camera: Deardorff 5x7 (4x5 back)
Carl Zeiss, Jena No 4475 Anastigmat 1:4,5 F-183mm (1893)


撮影ミスで画面左側が露出オーバーになっています。シャッターの役目を果たすキャップを閉めずに フィルムの引き蓋を引いてしまったので、慌てて引き蓋を戻したのです。 全体の露出時間は約1秒で適正露出なのですが、フィルム下部と上部で大きな露出時間差が出てしまいました。 また、引き蓋を抜き差ししたときにブレてしまいました。

F=10.0, 1 sec by cap
1891年(明治24年)にPaul Rudolphが設計したAnastigmat Series I。 ツアイスの出荷台帳には1892年から1897年までの間にわずか49本しか記載されていません。 このレンズは1893年1月28日に3本造られたうちの一本です。
三脚の使い方が悪かったようで、ひどくブレて失敗。レンズの特徴は分からずじまい。再度撮影したいと思います。


Camera: Deardorff 5x7 (4x5 back)
Carl Zeiss Jena No. 41252 Planar 1:3.8 F=160mm (1900)

F=8, 1second by cap
明治33年にツアイスで製造された初代プラナーF3.8。
左後方から髪に逆光を当てています。ちょっとブレてしまったのと、 後ろの人にピントが合っていないので細かいことは分かりませんが、初代Planar F3.8を絞った時の描写はこんな感じです。


Camera: Deardorff 5x7 (4x5 back)
Carl Zeiss Jena No 63822 Unar 1:4,7 F=145mm (1903)

F=8, 1 second by cap
明治36年にツアイスで作られたウナーF4.7。
やはり三脚の使い方が悪いようで、ブレすぎです。Unar Ibをデジカメで使うと非常にシャープなので、 フィルムでもシャープなことは間違いありません。


Camera: Deardorff 5x7 (4x5 back)
J. H. Dallmeyer Stigmatic Series I No 1. No. 59591 (f4/150mm) (1899)

F=8.0, 1 second by cap
何とかブレずに撮影できたカット。Stigmatic Series I F4をF8まで絞ればかなりシャープです。
明治32年にイギリスのDallmeyer社で作られたスチグマチック シリーズ I。
このレンズをずっと探しているのですが、これ一本しか見たことがありません。Stigmatic Series II F6の方は割と良く見るのですが。


Camera: Rolleiflex Original
Tessar 3.8/7.5cm


ACROS 100 120フィルムだとF3.8 1/10秒が適正露出になるライティング。手ブレを覚悟して1/10秒を切るか、 露出アンダーを覚悟して1/25秒を切るか、はたまた三脚を使って絞りこむか悩ましいです。思い切って手持ちでF3.8 1/10秒を選択したのですが、見事に失敗。三脚を立てるか、ライトを強く当てるか (残念ながらストロボのシンクロ機能はついていません)、した方が良かったようです。

F=3.8, 1/25s
外も暗くて1/25sしか切れないのですが、1/10sよりは当然ながらブレが少ないです。


Camera: Canon EOS 5D Mark II
Canon EF50mmF1.8II


F=2.8
安くて軽いCanon EF50mmF1.8は結構良く写ります。


Camera: Canon EOS 5D Mark II
Carl Zeiss Jena Nr 434102 Planar 1:4,5 f=7,5cm Series Ia Nr.4



ハードなライティングなので、少し真面目な顔をしてもらいました。

笑うとこんな感じ。
F=4.5
このレンズの前面にはCarl Zeiss Jena Planar 1:4.5 f=7.5cmと刻印されており、裏面にはSerie Ia Nr.4と刻印されています。Carl Zeiss Jena Planarの方が前だとばかり思っていましたが、これでは全くぼけぼけの状態でした。 友人に聞いたところ、近接専用レンズなので、リバースした状態で刻印されているとのこと。レンズを前後左右入れ変えてSerie Ia Nr.4の方を前に変えると、見事にシャープに写るようになりました。


Camera: Canon EOS 5D Mark II
Voigtlander & Sohn in Wien No 3626



F=3.6
1851年(嘉永四年)にウィーンで製造されたレンズ。とてもシャープなペッツバールレンズです。