2016.2.6 Ginza 銀座

Camera: Deardorff 5x7, 4x5 back
Objectif C. BERTHIOT Brevete Paris Cone Petzval around 150mm (1860s)
C.B (Claude Berthiot) Cone Petzval around 250mm (1860s)

Color images:
Camera: Canon EOS 5D Mark II
Darlot F.100 (100mm F3.6)

中将姫光学から1860年頃のC.BERTHIOTのCone Petzvalレンズの改造依頼があったので、デアドルフに暫定改造して試写。 ピントグラスを見ると、ぎりぎり4x5をカバーするかと思ったのですが、撮影結果を見るとちょっと足りないようです。6x9cm判ならカバーします。
ついでに今まで大判で使ったことがなかったC.BERTHIOTの250mm Cone Petzvalのテスト。レンズの形状は同じ。 250mmくらいの焦点距離ですので、4x5は余裕でカバーします。
半年ぶりに銀座四丁目交差点付近に三脚を据えてみました。写真を売りつけられると思われると困るので、 画用紙に次のように書いてみました。

「江戸時代のレンズテスト中。無料」
「研究百五十年前鏡片。免費」
「Testing 150 year-old portrait lens」

結構宣伝効果があり、説明しなくても興味がある人だけ話しかけてくれました。最高気温が10度に届かない真冬の銀座でしたが、 たくさんの方にモデルを引き受けて頂きました。ご協力ありがとうございました。

今回はフィルムの現像に問題があり、一部のフィルムに白いハエが飛んでいるような妙な現像ムラが出ました。 現像液の温度が高すぎたのと、撹拌をほとんどやらなかったのが原因だと思います。複写時にできるだけ修正を行いました。


MichaelさんがLeica M Monochromeで撮影。MichaelさんはPlatinum Palladium printなどをやっているモノクロ写真マニア。


Camera: Deardorff 5x7, 4x5 back
Objectif C. BERTHIOT Brevete Paris Cone Petzval 150mm (1860s)

撮影時には気付かなかったのですが、現像中に思い出しました。以前撮影させて頂いたことがあります。三度目に会った時にはきっとすぐに分かるはずです。


キュート


グアムから来た写真家。
F=22, 1 second by cap


Camera: Deardorff 5x7, 4x5 back
Claude Berthiot Cone Petzval (C.B) 250mm (1860s)



お父さんの誕生日に銀座に食事に来たという五十嵐さん。



チリから来た女性。撮影準備に手間取っている間、右側の新福さんに時間つなぎをしてもらいました。現像の問題で新福さんの左頬に現像ムラが出てしまったため修正しました。顔の修正は難しです。


着物のイベントに来られたのだそうです。着物の色の名前を教えてもらったのですが、忘れてしまいました。



桑田莉子さん