2016.11.12 Ginza銀座

半年ぶりに10x12インチカメラ(四つ切りカメラ)を銀座に持ち出しました。 半年前に四つ切りモノクロ印画紙を取り枠に入れたと思っていたのですが、 実際にはカラー印画紙が入っていました。前日に暗黒下で触って確かめたのですが、 カラー印画紙なのかモノクロ印画紙なのか区別がつかなかったのです。 どうせモノクロ現像液で現像するわけだし、感度もほぼ同じISO 100相当なので致命的なミスではありません。 しかし、オルソクロマチックの印画紙の テストのつもりでパンクロマチックの印画紙で撮影したわけですから、テストとしては失敗。さらに、 四枚撮影したうちの二枚が二重露光になっており 使える写真は二枚だけ。紙ネガの研究はなかなか大変です。

10x12 inch camera (no brand, made in Japan in 1920s)
Lens: Wollensak Versar Series IV (400mm RR 1900s)
Paper negative: Fujifilm LUSTER 10x12 color print paper
F=64 1/2 second by cap




右下に光線漏れがあります。90年ほど前の木製の取り枠の隙間を埋めたつもりなのですが、まだ隙間があるようです。


二重露光になってしまい、失敗。引き蓋を裏返すことができない構造なので、 感光面の番号を覚えておかなければいけないのですが、覚えていた番号が私から見える状態でセットしてしまったようです。 そうすると、裏側の感光面に露光してしまい、二重露光となりました。

Color images
Canon EOS 5D Mark II + Darlot Paris 100mm F3.6 (1860s)
Monochrome images
E.MAZO Paris + A. Ross London No. 6008 Petzval (1858) + FOMAPAN 100 4x5