2016.11.13 Ginza銀座

モノクロ印画紙(RCペーパー)を紙ネガとして10x12インチカメラ(四つ切りカメラ)に入れて銀座で撮影。 モノクロ印画紙はオルソクロマチックである上に、安全光下での作業ができるようにカブリ防止がかかって います。このため、黄色い光、赤い光、弱い光には反応しません。なので、青い光を顔に十分当てて撮影 する必要があります。そうは分かっていても、なかなか思い通りにはいかず、今回は撮影した三枚のうち、 まともに写っていたのは一枚だけでした。他は顔が暗くなりすぎて失敗
そのほかの写真は普通の4x5のフィルムで撮影。フィルムのありがたさを思い知らされる結果となりました。

10x12 inch camera (no brand, made in Japan in 1920s)
Lens: Wollensak Versar Series IV (400mm RR 1900s)
Paper Negative: FUJIBRO KM2 RC paper
F=32 1/2 second by cap


唯一成功した作例。太陽光がビルも窓ガラスに反射して人物を照らしています。


顔が真っ黒になった失敗例。さっきまで顔を照らしていた太陽光が雲で遮られたため。

Color images
Canon EOS 5D Mark II + Darlot Paris 100mm F3.6 (1860s)
Monochrome images
E.MAZO Paris + A. Ross London No. 6008 Petzval (1858) + FOMAPAN 100 4x5






F32-F16, 1/2 second by cap