2017.2.6 Kyoto 京都

撮影にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 前回ローライフレックス・オリジナルを使ったときにはピンぼけが多かったのですが、今回はカメラを調整したのでピントが合いました。 このカメラのレンズボードは柔らかいブリキなので、移動中に強く押されると曲がります。 カメラの構造上、三個のヘリコイドが全部撮影用レンズの周りに配置されており、 ピント合わせレンズの上方には一個もありません。なので、ピンと合わせ用と撮影用のレンズの位置関係がずれやすいのです。 このローライフレックスは最初期のもののですので、メンテフリーとは言えず、撮影前には毎回カメラチェックする必要があります。 金ぴかローラコードは同じ弱点がありますが、次の機種であるローライフレックス・スタンダードでは改良されているようです (使ったことないので正確には分かりませんが)。今後の対策としては、使い終わったらヘリコイドを無限遠まで縮めて保管する、レンズが強く 押されないように革ケースの中に詰め物をする、などを行いたいと思います。

Monochrome images:
Rolleiflex Original, Tessar 3.8/7.5cm (1930)

Color images:
VALLANTIN LEREBOURS Paris 70mm F3.5 (1863)
Canon EOS 5D Mark II

Film: AGFA SCALA 200 120 (modified to 117)
Developer: Fujifilm SPD, 1:1 24C 11min



Film: Fujifilm ACROS 100 120 (modified to 117)
Developer: Fujifilm SPD, 1:1 24C 5min












F4-16, 1/100 second