2024.8.17 本厚木

Lens: Charles Chevalier a verres combines (1854), Portrait (around 460mm F8.0)
Camera: 12x10 inch wooden camera (no name, made in Japan)
Paper negative: FUJIBRO WP KM2 10x12 (RC paper 四切), 撮影用に使うとISO 50程度
Lighting: 蛍光灯、紫外線蛍光灯(湿板コロジオン撮影と同じ照明)
Exposure: F=8.0(開放), 1/2 second by cap
現像:通常の印画紙現像
プリント:この写真は紙ネガをデジカメで複写し、デジタル反転。印画紙(1.5号~2号)で密着プリント可能。

まげメガネさんにモデルをお願いし、Charles Chevalier a verres combines (1854)レンズと四つ切の紙ネガによる撮影。
加藤さんは湿板での撮影なので、湿板用のライティング。RCペーパーは湿板コロジオンと感光特性が近いため、同じ照明が使えます。
デジタル機器や引き機を一切使わず、密着で四つ切りのプリント作品が作れますが、この日は密着プリントに失敗。密着プリントの前に紙ネガをちゃんと乾かさなかったために、神ネガと印画紙が貼りついてしまい、はがしたり貼りなおしたりしたためにムラが出てしまいました。ちゃんと紙ネガを乾かしてから密着焼しないといけないようです。
撮影と違いプリントは失敗してもいいのですが、最近は印画紙の値段が高いので、経済的には厳しいです。10x12インチの白黒印画紙の場合、フジは7年前に販売中止し、今はオリエンタルだけです。以前は一枚100円程度だったのですが、いまは350円もします。